JIMI-Lab
【2月5日(火)開催】一般社団法人JIMI-Lab キックオフフォーラム 〜いまこそ”協働の意義”を問い直す〜
更新日:2019年2月2日

私たちJIMI-Labのミッション(社会における役割)は、
「社会のてこ」としての中間支援の価値を研ぎ澄まし、
協働による社会課題解決を加速させることです。
個人、組織、地域、NPO、企業、行政など、様々な主体の間に発生している分断を解消し、相互に共栄しながら社会が発展することを理想としています。
そのためには、それぞれの主体が目的を共有し対等な関係で事業・活動を行い、共創価値を生み出す取り組み(=協働)の質と量を高めていくことが求められます。
私たちJIMI-Labは「中間支援」を職能としているメンバーで構成されていますが、協働事業における当事者として、多くの問題意識を抱えています。
残念ながら、目的・ビジョンを共有できない、互いの違いが理解できない、立場が対等ではない、それぞれの自己利益の追求や不作為が発生する、そういった壁にあたることも珍しくはありません。
しかし、そうした個別最適の追求が、社会・環境の全体調和を妨げてきました。
これからもそれを繰り返すことしかできないのでしょうか?
いいえ、本来の協働の先にあるのはもっと豊かな未来で、新たな価値を共に創造することできるはずだと、私たちは信じています。
“協働のあるべき姿”や“成功を導く手法”などの「答え」はすぐに見出せるものではありません。
だからこそ、“協働の意義”や“ともに目指すべき社会の姿”を考え始めるための深い「問い」を生み出すことを目的に、一般社団法人JIMI-Labとしてのキックオフフォーラムを実施します。
このフォーラムでは、様々な視点から多角的に学び・気づきを得られるように、ゲストも異なるセクターで活躍する方々をお招きしました。このフォーラム自体を”ハブ”として、組織の垣根を超えた横のつながりをつくっていただければと考えています。
NPO、中間支援組織、行政、企業、大学、ご所属は問いません。
ご参加、お待ちしております。
【日程】
2019年2月5日(火)14:30-17:30 14:00から受付開始
【会場】
日本財団ビル 2階大会議室
東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/
【内容】
■14:30-15:00
講演:協働とは何か、中間支援とは何か、JIMI-Labの人材育成プラットフォーム
一般社団法人JIMI-Lab 代表理事 五井渕 利明
■15:00-15:30
事例紹介:協働事業のプロセスを紐解くことから得る学び
■15:30-17:00
パネルディスカッション:協働の先の成果/事業創造・推進の課題/実践者の知見
川北 秀人(IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表)
森 祐美子(NPO法人こまちぷらす 代表理事)
倉増 京平(電通isobar ビジネスプロデューサー)
石井 雅章(神田外語大学准教授)
モデレーター:五井渕 利明(一般社団法人JIMI-Lab 代表理事)
■17:00-17:30
参加者交流タイム
【お申し込み】
下記お申し込みフォームへの入力をお願いいたします。
https://goo.gl/forms/0u0U5tnNC3yD4Fhr1
フォームへの入力ができない場合は、
宛に下記の項目をメールでご連絡ください。
お名前、メールアドレス、ご所属
【対象】
定員:100名
NPO、中間支援組織、行政、企業、大学、ご所属は問いません。
【参加費】
2,000円(終了後の懇親会は別途実費)
【主催】
一般社団法人JIMI-Lab
お問い合わせ:goibuchi@jimi-lab.net
共催:日本財団CANPANプロジェクト
【ゲストプロフィール】
川北 秀人(IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表)
http://blog.canpan.info/iihoe/

1964年大阪生まれ。87年に京都大学卒業後、(株)リクルートに入社。国際採用・広報・営業支援などを担当し、91年に退職。その後、国際青年交流NGOの代表や国会議員の政策担当秘書などを務め、94年にIIHOE設立。大小さまざまなNPOのマネジメント支援を毎年100件以上、社会責任志向の企業のCSRマネジメントを毎年10社以上支援するとともに、NPOと行政との協働の基盤づくりも支援している。
森 祐美子(NPO法人こまちぷらす 代表理事)

出産直後に感じた子育ての孤立感やその後地域の方々との出会いによって救われた経験から、地域で子育てをする大切さを実感し、2012年こまちぷらすを立ち上げる。現在50人程のスタッフ・ボランティアさんと日々、横浜市戸塚区の「こまちカフェ」の運営含む6つの事業の柱を通して子育てが「まちの力」で豊かになる社会を目指し事業を展開中。近年は運送会社とともにまちから出産祝いを届ける「ウェルカムベビープロジェクト」やカフェから “まちの担い手”が育っていく打ち手の研究実践プロジェクト等、子育てを「まち」全体で支えていく仕組みづくりに力を入れている。地元商店会の副会長、横浜コミュニティカフェネットワーク世話人。
倉増 京平(電通isobar ビジネスプロデューサー)

1979年大阪府生まれ。2002年 電通グループ企業(現社名 電通isobar)に入社。顧客企業のデジタル領域におけるマーケティング戦略立案から実行までを永く手掛ける。近年は『社会課題の解決(SDGs)』と『企業活動』の融合を目指して、様々なリソースを活用しながらその架け橋となるような事業創造型の活動を精力的に取り組んでいる。またダイバーシティの観点から積極的に様々な団体との関わりを持つ。
石井 雅章(神田外語大学准教授)

千葉大学大学院社会文化科学研究科都市研究専攻卒業。博士(学術)。専門は環境社会学で、主な研究テーマは「企業による環境問題への取り組み」「SDGsと自治体総合計画の接合」など。前任校ではゼミ学生と大学周辺の休耕地を地域資源として活用するしくみづくりを目的とした「休耕地活用プロジェクト」に取り組み、経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」(2014年3月)に採択された。
五井渕 利明(一般社団法人JIMI-Lab 代表理事)
https://www.jimi-lab.net/blank-5

2008年~2014年まで東京都北区役所に勤務。公務員による自主勉強会に参加したことをきっかけに、数多くのコミュニティやプロジェクトに関わるようになり、徐々にのめり込んでいく。イベントコーディネートや講師・ファシリテーション、NPOマーケティング、ボランティアマネジメントなどの経験を積んだ。
2015年から独立し、現在は複数の団体・企業に所属するマルチジョブのスタイルで、経営者やプロデューサー、協働コーディネーター、コンサルタントなどの顔を持つ。研修講師・ファシリテーターとしては、年間約150回の出講を行う。